「バドミントン初心者は週何回くらい練習すれば上達するのだろう」と気になっている人は多いのではないでしょうか。
部活なら週に何度も練習できますが、社会人や大人初心者の場合は仕事や家庭もあるため、毎日体育館へ行くことは現実的ではありません。
結論からいうと、初心者が無理なく上達を目指すなら、まずは週2〜3回程度を一つの目安にすると練習の感覚を維持しやすくなります。
ただし、週1回でも継続すれば上達できますし、反対に週4〜5回練習していても、毎回目的なくゲームだけをしている場合は思ったほど伸びないことがあります。
重要なのは「週何回やったか」という数字だけではなく、一回の練習で何を改善するのかを決め、疲労を残しすぎずに継続することです。
この記事では、週1回・週2〜3回・週4回以上でどのような練習をするとよいのか、初心者向けに分かりやすく解説します。
初心者なら週2〜3回を一つの目安にする
バドミントンを始めたばかりで練習頻度を自由に決められるなら、週2〜3回程度から始めると、前回覚えた感覚を忘れにくく、身体にも過度な負担をかけにくいバランスを作りやすくなります。
初心者向けの練習計画でも、週2〜3回程度を基準として、技術練習を中心にしながら休養日を確保する例が見られます。
ただし、「週2〜3回やれば必ず上手くなる」という意味ではありません。
同じ週3回でも、毎回なんとなくゲームをする人と、グリップ、フットワーク、クリア、サーブなど自分の課題を決めて練習する人では、上達のスピードが変わってきます。
週1回でもバドミントンは上達する?
仕事や学校の予定によって週1回しか体育館へ行けない場合でも、バドミントンの上達を諦める必要はありません。
週1回でも毎週継続し、一回の練習で改善するポイントを明確にすれば、シャトルへの当たり方やラリーの安定感を少しずつ変えていくことはできます。
ただし、練習と練習の間が長くなるため、前回覚えたフォームやタイミングを思い出す時間が必要になることがあります。
体育館へ行けない日に数分だけグリップの切り替えや素振り、フットワークを確認すると、週1回の実打練習へ入りやすくなります。
週1回なら練習テーマを一つに絞る
週1回しか練習できない場合は、一度の練習でスマッシュ、クリア、ヘアピン、サーブ、フットワークをすべて改善しようとしないことが重要です。
「今日はシャトルとの距離を合わせる」「今日はサーブを安定させる」というように、一つの課題を決めた方が限られた時間を使いやすくなります。
次の練習でも同じ課題を最初に確認し、ある程度できるようになってから別の技術へ移ると、自分が何を身につけたのかを確認しやすくなります。
週2回なら初心者でも継続しやすい
社会人や大人初心者にとって、週2回は仕事や生活とのバランスを取りながら上達を目指しやすい頻度です。
たとえば平日に1回、週末に1回という形なら、練習の間隔が極端に空きにくく、身体を休める日も確保できます。
週2回の場合は、両方とも同じ練習をする必要はありません。
1回目はフォームや基本ショットを重点的に確認し、2回目はラリーやゲームの中でその技術を使うというように役割を分けると、基礎と実戦をつなげやすくなります。
週2回の練習例
初心者が週2回練習するなら、1回目を「基本を確認する日」、2回目を「実際に使ってみる日」と考える方法があります。
毎回すべての技術を均等に練習するより、目的を変えることで一週間の中に反復と実戦の両方を入れられます。
- 1回目:グリップ・フットワーク・基本ショット・サーブ
- 2回目:基礎打ち・ラリー・ゲーム形式・課題確認
たとえば1回目にクリアの打点を練習したなら、2回目のラリーでは「クリアを正しい打点で打てたか」を確認します。
このように練習同士をつなげると、単に週2回体育館へ行くだけよりも目的を持って取り組みやすくなります。
週3回なら基礎と実戦を分けやすい
週3回練習できる場合は、初心者でも基本練習、ショット練習、実戦練習を分けやすくなります。
ただし、3回とも高い強度で動き続ける必要はなく、技術を確認する軽めの日と、ゲームを行う日を分ける方が身体への負担を調整しやすくなります。
週3回という数字自体に意味があるのではなく、練習内容を分散できることがメリットです。
同じフォームを短い間隔で繰り返しながら、別の日にゲームでも使えるため、初心者には基礎技術を定着させやすい頻度の一つと考えられます。
週3回の練習例
たとえば週3回なら、1回目は基礎、2回目は苦手技術、3回目はゲームという形に分けることができます。
このときも全日程を長時間にする必要はなく、短時間でもテーマを明確にした方が練習内容を整理しやすくなります。
- 1回目:グリップ・フォーム・フットワークなど基礎
- 2回目:クリア・サーブなど自分の苦手技術
- 3回目:ラリー・ゲーム形式・一週間の課題確認
初心者向けの週間スケジュール例でも、週2〜3回程度をベースに技術練習と休養を組み合わせる考え方が紹介されています。
週4回以上なら上達はもっと速くなる?
週4回以上練習できれば反復回数を増やせますが、回数を増やした分だけ上達速度が比例して速くなるわけではありません。
疲れている状態で長時間打ち続けると、普段ならできるフォームが崩れたり、足が動かなくなったりして、質の低い反復が増えることがあります。
そのため、週4回以上練習する場合は、すべてを高強度のゲーム練習にするのではなく、軽い基礎練習やフォーム確認の日も入れてください。
特に初心者は身体が競技の動きに慣れていないため、練習量を急激に増やすより、体調を見ながら少しずつ回数を増やす方が継続しやすくなります。
毎日練習した方が早く上達する?
毎日ラケットを触ること自体は技術を思い出すきっかけになりますが、毎日長時間の高強度練習をする必要はありません。
特にフットワークやゲーム練習では脚への負担も大きくなるため、身体が疲れている日は休養したり、軽いフォーム確認だけにしたりすることも練習計画の一部です。
「練習しない日は上達しない」と考えるより、体育館で強く動く日と、軽く動作を確認する日を分けてください。
初心者向けの休養と練習の考え方でも、週2〜3回の練習に休養日を組み合わせる例が示されています。
練習回数より大切なのは同じ基本を繰り返すこと
初心者が上達するためには、新しい技術を毎回増やすことより、一度覚えた基本を何度も再現できるようにすることが重要です。
グリップ、構え、打点、フットワークなどは一度説明を聞いただけで完全に身につくものではないため、練習のたびに繰り返し確認する必要があります。
たとえば週3回練習していても、毎回違う技術だけを練習すると、自分のフォームが安定したかどうかを判断しにくくなります。
反対に週2回でも、同じ課題を数週間続けて確認すれば、以前よりできるようになった部分を把握しやすくなります。
具体的な初心者向けメニューはこちらで順番に整理しています。
→ バドミントン初心者の練習メニュー|最初にやるべき基礎練習
1回の練習は何時間くらい必要?
練習時間にも「何時間やれば必ず上達する」という正解はなく、初心者は長時間続けることより、集中して正しい動きを反復できる時間を作ることが大切です。
1〜2時間程度の練習でも、ウォームアップ、基礎、ショット、ラリーという流れを作れば複数の技術を確認できます。
反対に、3時間体育館にいても待ち時間が長く、実際にシャトルを打っている時間が短ければ、単純に「3時間練習した」とは考えにくくなります。
練習時間を見るときは、体育館にいた時間だけでなく、自分がどのくらい目的を持って身体を動かしたかも確認してください。
短時間の自主練習を組み合わせる方法もある
体育館へ行けるのが週1〜2回でも、自宅や安全な場所で短時間の自主練習を組み合わせれば、基本動作を確認する機会を増やせます。
グリップの切り替えやフットワーク、軽い素振りなどは、毎回シャトルやコートを用意しなくても練習できます。
ただし、自主練習では自分のフォームの間違いに気づきにくいこともあるため、体育館で経験者や指導者に確認してもらい、その内容を自宅で復習する形にすると取り組みやすくなります。
一人で練習する方法を詳しく知りたい場合は、独学向けの記事から確認してください。
学生と社会人では適切な練習頻度が違う
中学生や高校生の部活動では週に何度も練習することがありますが、社会人が同じ頻度をそのまま再現する必要はありません。
仕事や睡眠時間、家庭の予定などを含めて考え、長期間続けられる練習回数を作る方が重要です。
社会人初心者なら、まず週1〜2回から始め、身体が慣れてもっと上達したいと感じたら週2〜3回へ増やす方法があります。
実際に大人初心者向けの案内でも、最初は週1回から安定して続けるという考え方が紹介されています。
社会人が練習する場所やサークルの探し方はこちらで詳しく解説しています。
→ 社会人からバドミントンを始めるには?練習場所や必要な道具を解説
中学生・高校生は部活以外に自主練習が必要?
学校の部活動で週に何度も練習している場合は、さらに毎日長時間の自主練習を追加しなければならないわけではありません。
まずは部活動の練習内容をしっかり行い、自分に不足している部分があるときだけ短時間の自主練習を追加する方が課題を整理しやすくなります。
たとえばサーブだけ安定しないなら、部活後に短時間サーブを確認する、フットワークが苦手なら自宅で動きを復習するというように目的を絞ります。
練習量を増やすことより、部活動で見つかった課題を次の練習までに少し改善することを考えてください。
上達を早めたいなら練習記録をつける
週何回練習しているかだけを数えるより、毎回何を練習して何が変わったのかを記録すると、自分の上達を確認しやすくなります。
詳しい日記を書く必要はなく、「今日はクリアが奥まで5回飛んだ」「サーブが10球中8球入った」のように一つだけ数字や感覚を残せば十分です。
次回の練習ではその記録を見て同じ課題を確認し、安定してきたら次のテーマへ進みます。
練習頻度と内容をセットで記録すると、「週3回やっているのに伸びない」という場合でも、どこを改善すればよいのか見つけやすくなります。
練習しすぎているサインにも注意する
上達したいからといって、身体に強い疲労が残っている状態で毎日同じ強度の練習を続ける必要はありません。
普段より明らかに身体が重い、集中できずフォームが崩れる、痛みが続くといった状態では、練習量を増やすより休養や練習内容の調整を優先してください。
特に初心者は、バドミントン特有の踏み込みや方向転換に身体がまだ慣れていないため、最初から経験者と同じ練習量をこなそうとしないことが大切です。
痛みが続く場合や強い違和感がある場合は無理にプレーを続けず、必要に応じて医療機関などへ相談してください。
目的別|初心者の練習頻度の目安
練習頻度は、どこまで上達したいのかによっても考え方が変わります。
以下は絶対的な基準ではありませんが、自分の生活と目標を照らし合わせて練習回数を決めるための目安として使えます。
| 目的 | 練習頻度の考え方 |
|---|---|
| 趣味として楽しみたい | 週1回から継続する |
| 基本を早めに覚えたい | 週2〜3回を目安にする |
| 初心者大会・ゲームで勝ちたい | 週2〜3回+課題別自主練習 |
| 部活で競技力を高めたい | チーム練習を基準に休養も確保する |
早く上達したいほど回数を増やしたくなりますが、練習を続けられなくなれば意味がありません。
最初は無理なく続けられる頻度を決め、物足りなくなった段階で1回追加する方が、自分に合う練習量を見つけやすくなります。
初心者の練習頻度についてよくある質問
週1回でも上手くなりますか?
週1回でも継続して練習すれば、初心者が基本を身につけていくことはできます。
ただし練習間隔が長くなるため、体育館へ行けない日にグリップやフットワークを短時間確認すると、前回の感覚を思い出しやすくなります。
初心者には週2回と週3回のどちらがおすすめですか?
生活に無理がなければ週2〜3回は取り組みやすい頻度ですが、回数だけで決める必要はありません。
週2回を安定して続けられる人が無理に週3回へ増やすより、まず2回の練習内容を充実させ、余裕が出てから追加する方が継続しやすくなります。
毎日素振りをした方がいいですか?
短時間のフォーム確認として素振りを取り入れる方法はありますが、回数だけを増やす必要はありません。
間違ったフォームを何百回も繰り返すより、ラケット面や打点を確認しながら少ない回数でも丁寧に行うことを優先してください。
週3回練習しているのに上達しないのはなぜですか?
練習頻度が十分でも、毎回ゲームだけをしていたり、同じミスの原因を確認していなかったりすると、上達を感じにくいことがあります。
回数をさらに増やす前に、自分の課題を一つ決め、数週間同じポイントを確認してみてください。
まとめ|初心者は週2〜3回を目安に無理なく続けよう
バドミントン初心者が練習頻度を自由に決められるなら、まずは週2〜3回程度を一つの目安にし、身体の状態や生活に合わせて調整すると続けやすくなります。
ただし、週1回でも継続すれば上達は目指せるため、「週3回できないから意味がない」と考える必要はありません。
大切なのは回数そのものではなく、一回の練習で改善するテーマを決め、同じ基本を繰り返しながら前回との違いを確認することです。
練習量を増やす場合も、疲労やフォームの崩れを確認しながら少しずつ調整し、自分が長く続けられるペースを作ってください。
「週何回やるか」が決まったら、次は一回の練習で何をするかを決めましょう。初心者向けの具体的な練習順序はこちらで確認できます。


