「バドミントンって、どんなスポーツ?」
「遊びでやるバドミントンと競技のバドミントンは何が違うの?」
「これから始めてみたいけれど、自分にもできる?」
バドミントンは、ラケットを使ってネット越しにシャトルを打ち合うスポーツです。
公園やレジャーでも親しまれているため、気軽なスポーツというイメージを持っている人も多いでしょう。
しかし、競技としてのバドミントンでは、
- 一瞬で方向を変えるフットワーク
- スマッシュなどの速いショット
- ネット際へ落とす繊細なショット
- 相手の動きを読む判断力
- シングルス・ダブルスそれぞれの戦術
などが必要になり、非常に奥の深いスポーツです。
この記事では、これからバドミントンを知りたい初心者に向けて、
- バドミントンとはどんな競技なのか
- どんな特徴があるのか
- シングルスとダブルスの違い
- 基本的なルール
- どんな技があるのか
- バドミントンの魅力
- どんな人に向いているのか
- 始めるには何が必要なのか
を分かりやすく解説します。
バドミントンとは?ネットを挟んでシャトルを打ち合う競技
バドミントンは、コート中央のネットを挟み、ラケットでシャトルを打ち合う競技です。
相手コート内にシャトルを落としたり、相手がシャトルを正しく返せなかったりすると得点につながります。
競技には大きく分けて、
- 1人対1人で戦うシングルス
- 2人対2人で戦うダブルス
があります。
また、男女1人ずつでペアを組む「ミックスダブルス(混合ダブルス)」もあります。
使うのはボールではなく、羽根の付いたシャトルです。
シャトルは打った直後には速く飛びますが、その後は大きく減速するという独特の飛び方をします。
そのため、
強く打つだけではなく、速い・遅い・高い・低い・手前・奥を使い分けること
がバドミントンの大きな特徴です。
バドミントン全体について、始め方・道具・上達方法・スクールまでまとめて知りたい人はこちらも参考にしてください。
→ バドミントン完全ガイド|初心者から上達・ルール・道具・教室まで
遊びのバドミントンと競技バドミントンの違い
公園などで楽しむバドミントンは、「できるだけ長くラリーを続ける」ことを楽しむ場合が多いでしょう。
一方、競技バドミントンでは、相手が返しにくい場所へシャトルを打ち、ポイントを取ることが目的です。
そのため、競技では、
- 相手コートの奥へ飛ばす
- ネット際へ落とす
- 速いスマッシュを打つ
- 相手を前後左右に動かす
- 相手の体勢を崩す
といった駆け引きが行われます。
同じラケットとシャトルを使うスポーツでも、レジャーと競技では動き方や考え方が大きく変わります。
バドミントンの特徴は?
バドミントンには、ほかのスポーツとは少し違った特徴があります。
1.シャトルを使う
最大の特徴は、ボールではなくシャトルを使うことです。
シャトルは空気抵抗を大きく受けるため、打った瞬間と落ちてくるときではスピード感が大きく変わります。
この独特の飛び方によって、
- 速いスマッシュ
- 高く大きく飛ばすクリア
- ネット際へ落とすドロップ
- ネット付近で繊細に落とすヘアピン
など、さまざまなショットを使い分けられます。
2.前後左右への動きが多い
バドミントンでは、コートの前後左右すべてを使います。
相手に奥へ打たれた直後、次はネット際へ落とされることもあります。
そのため、
シャトルを打つ技術だけでなく、素早く移動して正しい位置に入るフットワーク
が重要です。
3.力だけでは勝てない
強いスマッシュは大きな武器になります。
しかし、スマッシュだけで試合に勝てるわけではありません。
相手のいない場所を狙ったり、奥と手前を使い分けたり、速い球と遅い球を組み合わせたりする必要があります。
つまりバドミントンは、
スピード+技術+判断+駆け引き
を使うスポーツです。
4.初心者でもラリーを楽しみやすい
競技として上達するには多くの技術が必要ですが、バドミントンそのものは初心者でも始めやすいスポーツです。
最初はネットを使わず、近い距離でシャトルを打ち合うだけでも楽しめます。
少しずつ、
「シャトルに当たった」
「相手まで返せた」
「ラリーが10回続いた」
とできることが増えていくため、初心者でも成長を実感しやすいのが魅力です。
バドミントンならではの特徴や、ほかのラケットスポーツとの違いを詳しく知りたい人はこちらです。
バドミントンにはシングルスとダブルスがある
バドミントンでは、主にシングルスとダブルスが行われます。
シングルスとダブルスでは、コートの使い方やプレーの考え方にも違いがあります。
シングルス
シングルスは1対1です。
1人で自分のコートをカバーするため、
- フットワーク
- 持久力
- 相手を動かす配球
- コート全体を見る力
などが重要になります。
ダブルス
ダブルスは2対2です。
2人でコートを守るため、シングルスより移動範囲が単純に半分になるわけではなく、
- ペアとの連携
- 前衛・後衛の役割
- ローテーション
- 速いラリーへの対応
などが重要になります。
特にダブルスでは、ドライブやプッシュなどを使った速い展開になることがあります。
どちらが初心者向き?
「初心者は必ずダブルスから」という決まりはありません。
シングルスには1人で自由にプレーできる面白さがあり、ダブルスにはペアと協力する面白さがあります。
両方経験してみて、
自分がどちらを楽しいと感じるか
を確かめるのがおすすめです。
初心者が知っておきたいバドミントンの基本ルール
これから始める人は、細かな競技規則をすべて暗記する必要はありません。
まずは基本だけ覚えましょう。
得点、コート、サーブ、フォルトなど、バドミントンのルールをまとめて確認したい人はこちらです。
→ バドミントンのルール完全ガイド|初心者向けに分かりやすく解説
シャトルを相手コートへ返す
サービスからラリーが始まり、互いにシャトルを相手コートへ返します。
シャトルが床に落ちる、アウトになる、ネットを越えないなどするとラリーが終了します。
ラリーに勝つと得点になる
基本的には、ラリーに勝った側が得点します。
相手コート内にシャトルを落とした場合だけでなく、相手がフォルトをした場合などにもポイントになります。
試合は複数ゲームで行う
バドミントンのスコアリング方式は競技規則によって定められています。
なお、現在はスコアリングシステムの変更が進められている時期でもあるため、公式大会に出場する場合は、最新の競技規則と大会要項を必ず確認してください。
初心者が友人同士で楽しむ段階では、
「どちらに点が入るか」
「サービスはどこから打つか」
「イン・アウトはどこか」
といった基本から覚えていけば十分です。
バドミントンのコートはシングルスとダブルスで違う
バドミントンでは、同じコートを使いますが、シングルスとダブルスでは使用する範囲が異なります。
大まかには、
- シングルス:横幅が狭い
- ダブルス:横幅が広い
という違いがあります。
さらに、サービス時にはサービスコートの範囲も関係します。
初心者のうちはラインがたくさんあって混乱しやすいですが、実際にコートに立ちながら覚えると分かりやすくなります。
バドミントンにはどんなショットがある?
競技バドミントンでは、状況に応じてさまざまなショットを使います。
代表的なものを紹介します。
クリア
相手コートの奥へ高く飛ばすショットです。
相手を後方へ動かしたり、自分が体勢を立て直したりするときにも使います。
スマッシュ
高い位置から強く打ち込む攻撃的なショットです。
バドミントンを象徴するショットの一つです。
ドロップ
奥へ打つようなフォームから、ネット付近へ落とすショットです。
相手を前後に動かすために使えます。
ドライブ
シャトルを床と平行に近い軌道で速く打ち合うショットです。
特にダブルスで多く使われます。
ヘアピン
ネット付近から、相手側のネット際へ柔らかく落とすショットです。
力よりもラケットの繊細な操作が求められます。
ロブ
ネット付近から相手コートの奥へシャトルを上げるショットです。
追い込まれた場面から体勢を立て直すためにも使います。
クリア・ドライブ・プッシュ・ヘアピン・ロブなど、代表的なショットをまとめて知りたい人はこちらです。
→ バドミントンの基本ショット一覧|ドライブ・プッシュ・ヘアピン・ロブ
バドミントンの魅力は「速さ」と「繊細さ」の両方にある
バドミントンの面白さは、単純な速さだけではありません。
強烈なスマッシュを打った次のラリーでは、ネットすれすれにシャトルを落とすこともあります。
大きく奥へ飛ばしたと思ったら、次は手前へ落とす。
相手を右へ動かしたら、次は左へ打つ。
こうした、
速い・遅い、強い・弱い、奥・手前を組み合わせる駆け引き
が大きな魅力です。
実際にプレーすると感じやすいバドミントンの面白さや魅力はこちらで詳しく紹介しています。
バドミントンは運動量が多い
コート自体はそれほど大きく見えないかもしれません。
しかし、実際の試合では、
- 前へ踏み込む
- 後ろへ下がる
- 左右へ移動する
- ジャンプする
- 急停止する
- すぐ元の位置へ戻る
という動きを何度も繰り返します。
そのため、競技としてプレーすると運動量の多さを実感するでしょう。
一方で初心者の場合は、最初から激しい試合をする必要はありません。
体力や技術に合わせて、軽いラリーから始めることができます。
子どもから大人まで始められるのもバドミントンの魅力
バドミントンは、
- 小学生のジュニアクラブ
- 中学校・高校の部活動
- 大学の部活・サークル
- 社会人サークル
- 地域クラブ
- バドミントンスクール
など、さまざまな場所でプレーされています。
そのため、子どもだけでなく、大人になってから始めることもできます。
「学生時代にやっていなかったから遅い」と決めつける必要はありません。
楽しむことを目的に始めるのか、大会を目指すのかによって、練習方法や目標を変えればいいでしょう。
バドミントンはどんな人に向いている?
バドミントンに向いているのは、足が速い人や運動神経が良い人だけではありません。
たとえば、
- コツコツ練習するのが好き
- 相手との駆け引きが好き
- 細かな技術を覚えるのが好き
- 反省して改善するのが好き
- 個人競技もチーム競技も楽しみたい
という人にも向いています。
シングルスなら自分自身で試合を組み立てる楽しさがあり、ダブルスならペアと協力する楽しさがあります。
自分に向いているか詳しく知りたい人はこちらの記事も参考にしてください。
バドミントンを始めるには何が必要?
これから始める場合は、まずプレーする環境を決めます。
たとえば、
- 学校の部活
- 地域の体育館
- 社会人サークル
- ジュニアクラブ
- スクール
などがあります。
本格的にプレーする場合、基本的には、
- バドミントンラケット
- バドミントンシューズ
- 動きやすいウェア
- 必要に応じてシャトル
などを準備します。
ただし、部活動やスクールでは貸し出してもらえる場合もあるので、いきなりすべて購入せず確認してみるのがおすすめです。
「実際に始めたいけれど、最初に何をすればいい?」という人はこちらで順番に解説しています。
→ バドミントン初心者は何から始める?最初に覚えたい基本を完全解説
バドミントンが上手くなるには?
バドミントンを始めたら、
ラケットを強く振ることより、基本を順番に覚えること
が大切です。
たとえば、
- ラケットの握り方
- 基本姿勢
- シャトルを正確に当てる
- 基本ショット
- フットワーク
- サーブ
- ラリー
- ゲーム練習
- 戦術
というように段階的に進めます。
シャトルに当てることがまだ安定していない段階で、いきなり速いスマッシュだけを練習しても、思うように上達しないことがあります。
初心者から試合で勝てるようになるまでの流れはこちらで詳しく解説しています。
→ バドミントンが上手くなるまでのロードマップ|初心者から試合で勝つまで
バドミントンとは?まとめ
バドミントンは、ネットを挟んでラケットでシャトルを打ち合うスポーツです。
競技にはシングルスとダブルスがあり、
- スマッシュのスピード
- ネット際の繊細な技術
- コートを動き回るフットワーク
- 相手の動きを読む判断力
- ショットを組み合わせる戦術
など、さまざまな要素があります。
速さと繊細さの両方があり、初心者から上級者までレベルに応じて楽しめることがバドミントンの魅力です。
これから始める場合は、最初から細かなルールや難しいショットをすべて覚える必要はありません。
まずはラケットを握り、シャトルを打ってみるところから始めましょう。
「次に何をすればいい?」という人は、初心者向けの始め方を順番に確認してみてください。
→ バドミントン初心者は何から始める?最初に覚えたい基本を完全解説
バドミントン全体の情報を一覧で確認したい人はこちらです。

