「バドミントンを始めてみたいけれど、自分に向いているか分からない」
「運動神経があまり良くなくてもできる?」
「足が速くないとバドミントンには向いていない?」
これからバドミントンを始めようとすると、自分に向いているスポーツなのか気になる人もいるでしょう。
結論からいうと、バドミントンに向いているのは、運動神経が良い人や足が速い人だけではありません。
バドミントンでは、
- コツコツ練習を続ける力
- 相手の動きを考える力
- 細かな技術を覚えることを楽しめる性格
- 失敗した原因を考えて改善する力
- シャトルを追い続ける集中力
なども大切です。
そのため、最初はうまくシャトルに当たらなくても、練習を続けるうちに上達する人はたくさんいます。
この記事では、
- バドミントンに向いている人の特徴
- 向いていないと感じやすい人
- 運動神経がなくてもできるのか
- シングルス・ダブルスで向いているタイプの違い
- 大人から始めても大丈夫なのか
を初心者向けに解説します。
バドミントンに向いている人の特徴7つ
まずは、バドミントンを楽しみやすい人・上達しやすい人に見られる特徴を紹介します。
すべてに当てはまる必要はありません。
一つでも「自分に近い」と感じるものがあれば、バドミントンを楽しめる可能性があります。
1.コツコツ練習を続けられる人
バドミントンは、練習したからといってすぐにすべてのショットが打てるようになるスポーツではありません。
最初は、
- シャトルに当たらない
- クリアが奥まで飛ばない
- サーブが安定しない
- フットワークがうまくできない
といったこともあります。
しかし、同じ練習を繰り返していると少しずつ感覚が身についてきます。
昨日は3回しかラリーが続かなかったのに、今日は5回続いた。
サーブが10本中3本しか入らなかったのに、少しずつ7本、8本と入るようになった。
このような小さな成長を楽しめる人は、バドミントンに向いています。
2.相手との駆け引きを楽しめる人
バドミントンは、単純に強く打てば勝てるスポーツではありません。
相手が後ろにいれば前へ落とす。
前にいれば奥へ飛ばす。
右側に寄っていれば左側を狙う。
このように、
「相手がどこにいるか」「次にどこへ動くか」
を考えながらプレーします。
チェスや将棋のように何手も先まで読むわけではありませんが、相手との駆け引きを考えることが好きな人には面白さを感じやすいスポーツです。
3.細かな技術を覚えるのが好きな人
バドミントンには多くのショットがあります。
たとえば、
- クリア
- スマッシュ
- ドロップ
- ヘアピン
- ドライブ
- ロブ
- プッシュ
などです。
さらに同じショットでも、
「もっと低く打つにはどうする?」
「もう少し角度をつけるには?」
「相手に読まれないようにするには?」
と細かく工夫できます。
一つの技術を少しずつ改善していくのが好きな人には、バドミントンの奥深さが合いやすいでしょう。
代表的なショットをまとめて知りたい人はこちらです。
→ バドミントンの基本ショット一覧|ドライブ・プッシュ・ヘアピン・ロブ
4.失敗した原因を考えられる人
バドミントンでは、同じミスを繰り返すことがあります。
たとえば、
「スマッシュがネットにかかる」
「クリアが飛ばない」
「サーブが浮く」
という場合、
ただ何度も打つだけではなく、
「なぜ失敗したのか?」
を考えることが大切です。
打点が低かったのか。
力みすぎていたのか。
シャトルに入る位置が悪かったのか。
原因を一つずつ確認して修正できる人は、上達しやすくなります。
上達が早い人の特徴についてはこちらでも詳しく解説しています。
5.瞬間的な判断を楽しめる人
バドミントンでは、シャトルが飛んできてから長く考える時間はありません。
短い時間の中で、
- 前へ出る
- 後ろへ下がる
- スマッシュを打つ
- ドロップを打つ
- 相手コートの奥へ返す
などを判断します。
そのため、状況に合わせて素早く行動することを楽しめる人にも向いています。
6.一人で戦うのもペアで戦うのも好きな人
バドミントンには、
- 1対1のシングルス
- 2対2のダブルス
があります。
シングルスでは、自分でコート全体を守りながら試合を組み立てます。
一方、ダブルスではペアと協力し、
- どちらが前へ出るか
- どちらが後ろを守るか
- 相手の攻撃にどう対応するか
を考えます。
個人競技の面白さと、ペア競技の面白さの両方を楽しめるのもバドミントンの特徴です。
7.少しずつできることが増えるのを楽しめる人
初心者のころは、
「シャトルに当たった」
だけでも成長です。
その後、
「相手まで返せた」
「ラリーが続いた」
「サーブが入った」
「クリアが奥まで飛んだ」
「スマッシュが決まった」
とできることが増えていきます。
小さな達成感を積み重ねるのが好きな人は、バドミントンを長く楽しみやすいでしょう。
運動神経が良くないとバドミントンには向いていない?
「運動神経に自信がないから、バドミントンは無理かもしれない」
と思う必要はありません。
もちろん、
- 足が速い
- 反応が速い
- 体力がある
- ラケット競技の経験がある
といった人は、最初の段階で有利に感じることがあります。
しかし、それだけで上達が決まるわけではありません。
バドミントンでは、
- 正しいフォーム
- フットワーク
- シャトルのコントロール
- 相手を見る力
- 戦術
も必要です。
運動経験が少なくても、基本を順番に覚えていけば上達することはできます。
「自分でも始められるかな?」という段階なら、まずこちらを参考にしてください。
→ バドミントン初心者は何から始める?最初に覚えたい基本を完全解説
足が遅い人はバドミントンに向いていない?
バドミントンでは素早い動きが必要なので、
「足が遅いから向いていない」
と思う人もいるでしょう。
しかし、試合で必要なのは単純な50メートル走の速さだけではありません。
バドミントンでは、
- 相手が打つ前に準備する
- シャトルの方向を予測する
- 最初の一歩を早く出す
- 効率の良い足運びを使う
- 打った後に基本位置へ戻る
ことが重要です。
つまり、
「速く走る」より「早く動き始める」ことが大切な場面も多い
ということです。
フットワークは練習で身につけることができます。
→ バドミントンのフットワーク完全ガイド|基本・練習・速くなるコツ
力が弱い人でもバドミントンはできる?
できます。
初心者は、
「シャトルを遠くへ飛ばすには腕力が必要」
と思いやすいのですが、腕の力だけでラケットを振るわけではありません。
正しいフォーム、打点、体重移動、ラケットの使い方などが大切です。
特に最初は、
力いっぱい振るより、正しい位置でシャトルを捉える
ことを優先しましょう。
力みすぎると、かえってラケット操作がしにくくなることもあります。
逆にバドミントンに向いていない人は?
「向いていない」と断定できる人はほとんどいません。
ただし、バドミントンを続けるうえで苦痛を感じやすいタイプはあります。
反復練習が極端に苦手な人
バドミントンでは、
- サーブ
- フットワーク
- 素振り
- 基礎打ち
など、同じ動きを繰り返す練習があります。
同じ練習をすること自体が極端に苦手な場合は、単調に感じることがあるでしょう。
ミスをするとすぐに諦めてしまう人
初心者のうちは空振りやミスがたくさんあります。
「1回できなかったから自分には無理」
と考えてしまうと、上達する前にやめたくなってしまうかもしれません。
逆に、
「なぜ失敗したのかな?」
と考えられると、練習そのものを楽しみやすくなります。
汗をかく運動をほとんどしたくない人
競技としてバドミントンを行うと、かなり体を動かします。
前後左右への移動を繰り返すため、軽いレジャーバドミントンとは運動量が異なります。
ただし、健康目的や趣味で楽しむ場合は、自分の体力に合わせたペースでプレーすることもできます。
人見知りでもバドミントンはできる?
人見知りだから向いていない、ということはありません。
バドミントンはシングルスなら1対1でプレーできますし、個人で取り組む練習もあります。
一方、ダブルスやクラブ活動では、ペアやチームの人とのコミュニケーションも必要になります。
最初は緊張するかもしれませんが、
「一緒にシャトルを打つ」こと自体がコミュニケーションになる
ため、スポーツを通して少しずつ仲間ができることもあります。
シングルスとダブルスでは向いている人が違う?
同じバドミントンでも、シングルスとダブルスではプレーの特徴が異なります。
シングルスが向いている人
たとえば、
- 自分で試合を組み立てたい
- 長いラリーが好き
- 相手を前後左右に動かすのが好き
- 1対1の勝負が好き
という人は、シングルスを楽しいと感じる可能性があります。
ダブルスが向いている人
一方、
- ペアと協力するのが好き
- 速いラリーが好き
- 前衛・後衛の連携を楽しみたい
- チームプレーが好き
という人は、ダブルスを楽しみやすいでしょう。
どちらが自分に合うか詳しく知りたい人はこちらです。
大人からバドミントンを始めても遅くない?
大人になってからでもバドミントンを始めることはできます。
学生時代に部活動をしていなかった人でも、
- 社会人サークル
- 地域のクラブ
- バドミントンスクール
- 体育館の初心者教室
などから始める方法があります。
もちろん、大会で全国トップを目指す場合と、趣味として楽しむ場合では目標が違います。
趣味や運動不足解消、友人づくりなどが目的なら、年齢だけで諦める必要はありません。
大人から始める方法はこちらでも詳しく解説しています。
バドミントンに向いているかは実際にやってみないと分からない
ここまでさまざまな特徴を紹介しましたが、
最終的には、一度実際にプレーしてみるのが一番分かりやすい
です。
「向いていると思って始めたけれど、あまり楽しくなかった」
ということもあれば、
「運動は苦手だと思っていたけれど、バドミントンだけは楽しかった」
ということもあります。
最初からラケットやシューズをすべて高価なものでそろえる必要はありません。
体験教室やレンタル用品を利用できる場所があれば、まず一度シャトルを打ってみるのもおすすめです。
向いているかより「続けたいと思えるか」が大切
バドミントンを始める前に、
「自分には才能がある?」
「向いている?」
と考えすぎる必要はありません。
初心者の段階では、まだ技術を身につけていないため、自分の適性を正確に判断するのは難しいからです。
それよりも、
「またやってみたい」
と思えるかどうかを大切にしてみてください。
練習を続ければ、
- シャトルに当たるようになる
- ラリーが続くようになる
- 狙った場所へ打てるようになる
- 試合でポイントを取れるようになる
と少しずつできることが増えていきます。
上達までの流れを知りたい人はこちらを参考にしてください。
→ バドミントンが上手くなるまでのロードマップ|初心者から試合で勝つまで
バドミントンに向いている人まとめ
バドミントンに向いているのは、単に足が速い人や運動神経が良い人だけではありません。
たとえば、
- コツコツ練習できる
- 相手との駆け引きを楽しめる
- 細かな技術を覚えるのが好き
- 失敗の原因を考えられる
- 少しずつ上達することを楽しめる
という人にも向いています。
一方で、最初はこれらに当てはまらなくても問題ありません。
バドミントンを続けるうちに、集中力やフットワーク、考えながらプレーする力が身についていくこともあります。
「自分に向いているかな?」と考えているなら、判断する前に一度プレーしてみるのがおすすめです。
そして「やってみたい」と思ったら、次は実際に始める準備へ進みましょう。
→ バドミントン初心者は何から始める?最初に覚えたい基本を完全解説
バドミントン全体のルール・道具・練習・教室まで知りたい人はこちらです。


