「バドミントンを始めたいけれど、最初に何を買えばいいのか分からない」という初心者は少なくありません。
ラケットやシューズだけでなく、シャトル、ウェア、バッグ、グリップテープなど多くの商品があるため、最初から全部そろえる必要があるように感じることもあります。
しかし、バドミントン初心者が最初に準備するものは、それほど多くありません。
基本的には、ラケット、バドミントンシューズ、動きやすいウェアを優先し、自分で練習する場合はシャトルも用意すれば、まずプレーを始められます。
この記事では、バドミントン初心者に必要な道具を「最初に買うもの」「あると便利なもの」「後から買えばいいもの」に分けながら、ラケットやシューズを選ぶときの注意点まで解説します。
初めて道具をそろえる人は、無駄な買い物を増やさないためにも、必要なものから順番に確認してみてください。
バドミントン初心者が最初に必要な道具一覧
初心者が最初にそろえたいのは、実際にプレーするために必要な道具です。
部活動やスクールではシャトルなどを用意してもらえる場合もあるため、すべてを先に購入するのではなく、自分が参加する環境で何が必要なのかを確認してから買うと無駄を減らせます。
- バドミントンラケット
- バドミントンシューズ
- 動きやすいウェア
- シャトル
- タオル
- 飲み物
この中でも、個人で準備する必要性が高いのはラケットとシューズです。
ウェアは最初から競技専用品でなくても始められる場合がありますが、体育館で本格的に練習するなら、シューズは動きやすさや安全面を考えてバドミントン用を選ぶのがおすすめです。
最優先で買いたい道具はラケット
バドミントンを始めるうえで、まず必要になるのがラケットです。
ラケットは商品ごとに重さ、重心の位置、シャフトの硬さ、グリップの太さなどが異なるため、価格だけで選ぶと「思ったより振りにくい」「シャトルが飛ばしにくい」と感じることがあります。
初心者の場合は、上級者向けの高性能モデルを選ぶことよりも、自分が無理なく振れてラケット操作を覚えやすいことを優先した方が使いやすくなります。
公式の初心者向け案内でも、重さ・バランス・シャフトの硬さは主要な選択基準として扱われています。
初心者は軽めのラケットから検討する
バドミントンラケットの重さは、「3U」「4U」「5U」などの表記で示されることが多く、一般的には数字が大きくなるほど軽くなります。
初心者向けモデルには4Uや5Uなど比較的軽いラケットも多く、筋力に自信がない人でも振りやすい選択肢になります。
ただし、軽ければ必ず自分に合うというわけではありません。
手に持ったときの感覚や振ったときの扱いやすさもあるため、可能であればスポーツショップで実物を持って確認してから選ぶと失敗しにくくなります。
ラケットのバランスも確認する
ラケットには、先端側に重さを感じやすいヘッドヘビー、手元側が軽く感じやすいヘッドライト、その中間にあたるイーブンバランスなどがあります。
初心者は、強いスマッシュを打つことだけで選ぶのではなく、ラケットを動かしやすく感じるかどうかを確認することが大切です。
特に、まだスイングが安定していない段階では、操作しやすいモデルの方がグリップやフォームを覚えやすくなります。
ラケット選びを詳しく知りたい人は、こちらで重さ・バランス・硬さをまとめて解説しています。
→ バドミントンラケットの選び方完全ガイド|重さ・バランス・硬さを解説
ガットが張られているか確認する
初心者が見落としやすいのが、購入するラケットにガットが張られているかどうかです。
商品によっては購入時から張られている「張り上がりラケット」と、フレームのみで販売されていて別途ガットを張る必要があるものがあります。
初めて購入する場合は、商品ページや店頭表示でガットの有無を確認しておきましょう。
価格だけを見て購入すると、あとからガット代や張り代が必要になる場合があります。
バドミントンシューズも早めに用意したい
体育館で継続してバドミントンをするなら、ラケットと同じくらい優先したいのがバドミントンシューズです。
バドミントンでは前後左右への移動、急停止、方向転換、踏み込みなどを繰り返すため、普段履きのスニーカーとは求められる動きが異なります。
シューズを選ぶときは、見た目や価格だけでなく、自分の足に合っているかを重視してください。
公式の案内でも、サイズだけでなく足囲やフィット性を確認し、できれば試し履きをすることが推奨されています。
大きめを選びすぎない
成長期の中学生や高校生では、長く使うために少し大きめのサイズを選びたくなることがあります。
しかし、必要以上に大きいシューズは足が靴の中で動きやすくなり、急な方向転換や踏み込みのときに安定しにくくなる可能性があります。
そのため、現在の足の長さだけでなく、足幅やかかとのフィット感も確認して選ぶことが大切です。
実店舗で購入できるなら、実際に履いて軽く動き、違和感がないか確認してみましょう。
シューズ選びを詳しく確認したい人はこちらです。
ウェアは最初から専用品でなくても始められる
初心者の練習では、動きやすく汗を処理しやすいスポーツウェアがあれば、必ずしも最初からバドミントン専用ウェアをそろえる必要はありません。
特に体験参加や初回の練習では、まず実際にプレーしてみて、続けることが決まってから必要なウェアを買い足す方法でも十分です。
ただし、バドミントンは想像以上に汗をかきやすいため、吸汗速乾性のあるウェアを選ぶと練習中も快適に動きやすくなります。
長時間練習する場合は、汗で濡れたときのために替えのシャツを用意しておくと便利です。
大会に出る場合はウェア規定を確認する
趣味の練習と大会では、必要なウェアの考え方が異なります。
公式大会や学校の大会では使用できるウェアに条件が設けられることがあるため、大会に出場する段階になったら大会要項や所属チームの指示を確認してください。
部活動で始める場合は、チームでユニフォームをそろえることもあるため、入部前に高価な競技ウェアを買いそろえない方が安全です。
学校やクラブで必要なものを確認してから購入すると、買い直しを防ぎやすくなります。
シャトルは自分で練習するなら必要
部活動やクラブでは、練習用シャトルをまとめて用意していることがあります。
一方で、友人と体育館を借りて練習したり、自主練習をしたりする場合は、自分でシャトルを準備する必要があります。
シャトルには水鳥シャトルやナイロンシャトルがあり、さらに水鳥シャトルには気温などに合わせたスピード番号があります。
シャトルの飛び方は使用環境によっても変わるため、所属するクラブや体育館で普段使っている種類を確認してから選ぶと迷いにくくなります。
練習用と試合用の違いまで含めて選びたい人はこちらを参考にしてください。
タオルと飲み物は毎回持っていきたい
ラケットやシューズほど専門的な道具ではありませんが、タオルと飲み物は練習時に毎回準備しておきたいものです。
体育館は季節によって暑くなることもあり、長時間練習すると大量に汗をかくため、プレー以外の準備も重要になります。
特に部活動や長時間の練習では、休憩中に水分を取れるよう、自分の飲み物を準備しておくと安心です。
汗を拭くタオルも、練習用バッグに入れておく習慣をつけると忘れにくくなります。
初心者があると便利な道具
ここからは、絶対に最初から必要というわけではありませんが、継続して練習するなら持っていると便利な道具です。
一度プレーしてから必要性を感じたものを買い足せばよく、最初から全部そろえる必要はありません。
- グリップテープ
- ラケットバッグ
- 替えのウェア
- 予備のラケット
- ガット
- シューズケース
グリップテープ
ラケットのグリップ部分には、握りやすさを調整するためにグリップテープを巻くことがあります。
汗で滑りやすい場合や、握ったときに細すぎると感じる場合は、グリップテープを使うことで感触を調整できます。
ただし、初心者は厚く巻きすぎるとラケットを握り込みやすくなることもあるため、まずは自分が持ちやすい太さを確認しましょう。
グリップの種類や巻き方についてはこちらでまとめています。
ラケットバッグ
ラケットを持ち運ぶ機会が増えたら、ラケットバッグもあると便利です。
ラケットだけでなく、シューズ、ウェア、タオル、飲み物などもまとめて持ち運べるため、部活動やクラブへ通う人ほど使いやすくなります。
ただし、ラケット購入時にケースが付属している場合や、最初は荷物が少ない場合は、急いで大きなバッグを購入する必要はありません。
必要な荷物の量が分かってから、自分に合ったサイズを選ぶ方が失敗しにくくなります。
最初から買わなくてもいいもの
初心者は、上級者が使っている道具を見ると「自分も全部必要なのでは」と思うことがあります。
しかし、プレースタイルも練習環境も分からない段階で高価な用品をそろえると、あとから自分に合わないことに気づく可能性があります。
特に、予備ラケット、高性能な大会用ウェア、大容量ラケットバッグ、こだわったガットなどは、必要性が分かってから買い足しても遅くありません。
初心者の最初の買い物では、プレーを始めるために必要なものを優先しましょう。
部活で始めるなら買う前に顧問や先輩へ確認する
中学生や高校生がバドミントン部で始める場合は、自分で道具をそろえる前に、顧問の先生や先輩へ必要なものを確認することをおすすめします。
学校によっては、ウェアやバッグに指定があったり、シャトルなどを部で用意していたりするためです。
特に大会用ウェアやゼッケンなどは、実際に大会へ出る段階で必要になることがあります。
先にすべて購入するのではなく、学校で必要なものを確認してから順番にそろえる方が無駄な出費を減らせます。
部活動で必要な準備をまとめて確認したい人はこちらです。
→ バドミントン部に入る前に準備するもの|中学生・高校生向け
初心者の道具はどこで買うのがおすすめ?
初めてラケットやシューズを選ぶ場合は、可能であればバドミントン用品を扱っているスポーツショップで実物を確認する方法があります。
特にラケットは持ったときの感覚、シューズは足へのフィット感が重要なので、スペックだけでは判断しにくい部分があります。
一方、すでに使いたいモデルやサイズが分かっている場合は、オンラインショップで価格や在庫を比較するのも方法の一つです。
初心者の最初の一式では、「最安値」だけを優先するより、サイズや仕様を間違えずに購入できることを重視しましょう。
初心者セットを選ぶ方法もある
ラケットやシャトルなどがセットになった初心者向け商品を利用する方法もあります。
一つずつ選ぶ手間を減らせるため、「まず必要なものをまとめて用意したい」という人には分かりやすい選択肢です。
ただし、セット内容によってはシューズが含まれていなかったり、ラケットの仕様を細かく選べなかったりするため、何が入っているかは購入前に確認してください。
初心者向けセットを比較したい人はこちらで紹介します。
→ バドミントン初心者セットおすすめ|最初に必要な道具をまとめて紹介
バドミントンを始める費用も確認しておこう
道具をそろえるときは、購入費だけでなく、その後にかかる費用も考えておくと安心です。
バドミントンでは、体育館の利用料、クラブやスクールの参加費、グリップテープやガットなどの消耗品にも費用がかかります。
そのため、最初からすべて高価な用品で統一するのではなく、まず必要なものに予算を使い、継続する中で必要な用品を買い足す考え方がおすすめです。
初期費用と毎月かかる費用についてはこちらで詳しく整理しています。
→ バドミントンを始める費用はいくら?初期費用と毎月かかるお金
バドミントン初心者に必要な道具まとめ
バドミントン初心者が最初にそろえたいのは、ラケット、シューズ、動きやすいウェアが中心で、自分で練習する場合はシャトルも必要になります。
タオルや飲み物も毎回準備しておき、グリップテープやラケットバッグなどは、実際にプレーを続けながら必要になったタイミングで買い足せば十分です。
特に初心者は、「最初から完璧な道具一式をそろえること」より、「自分に合ったラケットとシューズを選び、実際に練習を始めること」を優先してください。
プレーを続けていくと、自分がどんなラケットを扱いやすいと感じるのか、どんな用品が必要なのかも少しずつ分かってきます。
初心者向けの始め方・道具・練習・打ち方をまとめて確認したい人はこちらです。
→ バドミントン初心者完全ガイド|始め方・道具・練習・打ち方を解説
道具を準備したら、次は実際の基礎練習へ進んでみましょう。


